納経のひとりごと

アラサーオタクの雑記です

市川雛菜と僕の罪について

どうも、お久しぶりです。

納経です。

 

みなさま、コロナ禍のなか、如何お過ごしでしょうか。

僕は某高校に就職したのもつかの間、休校措置で自宅待機の毎日です。

 

では早速本題。

今回はシャニマスの市川雛菜の初回プロデュースを終えての所感を書きます。

本当はTwitterで済ませようと思っていたのですが、書き始めると想像していた以上に筆が乗ってしまったため、急遽記事にした次第。

ここ2ヶ月ほど更新してなかったしね。

 

noctchillの登場

2020年3月22日

アイドルマスターシャイニーカラーズにおいて、新ユニットが発表されました。

noctchill(ノクチル)

浅倉透、樋口円香、福丸小糸、市川雛菜の四人で構成されたこのユニットは、全員が幼馴染で「さよなら、透明だった僕たち」といういかにも不穏なキャッチコピーとともにゲームに実装されました。

 

公式サイトのユニット紹介ページの下部

「ノクチルとは」と題された、紹介動画が貼られている隣に短く書き添えられたテキスト。

その一部。

「誰かになる必要なんてない――」

これが本記事を書くことになる伏線になっていようとは。

 

 

僕と市川雛菜の出会い

シャニマスでは黛冬優子、次いで幽谷霧子の担当Pを名乗っている僕ですが、ノクチルでは初見から雛菜に目を惹かれておりました。

 

ライトベージュのカーディガンの着こなし、垂れ目垂れ眉、口元に添えた手指の艶と反り、自分の「しあわせ」に向かって突き進む奔放な女の子という紹介文、台詞の語尾に♡をつけること、そのどれもが僕の好みにスマッシュヒット。

(あと眼鏡かけるカードがあれば最高)

 

実際は浅倉の髪型と髪色が好きとか、プロデュースしてみたら浅倉大好きになった話とか、小糸ちゃんの「ぴゃっ」がかわいいとか、まあいろいろありますが割愛。

 

ここでも、紹介文の「しあわせ」が「」書きになっていることにもっと注目していればよかったのですが、過ぎた話。

 

 

今回の本題

2020/04/22

在宅自主勤務を終えた僕は、満を持してノクチルのプロデュースへと乗り出しました。

浅倉、樋口、小糸ちゃん、雛菜の順番にプロデュース。

やはりプロデュースしてみないと分からない事がたくさんある。

浅倉との濃密な非言語コミュニケーションとかで泣いてた。

 

そして。

雛菜のプロデュースを一周終えた僕は、プロデュース中の自分を強く恥じました。

そして土下座をしたくなりました。
誰に向けてかといえば、もちろん雛菜なのだけれど。
アイマスでこんな感情になったのは初めてで、とても困惑しています。

 

HAPPINESS♡

志望動機「透先輩がやるって聞いて、いいな~やりたいな~って思って来ました♡」

「大変なのはやだ~」

「雛菜は楽しい担当がいい!」

「どんなことでも楽しく、しあわせ~にやるのがいちばんでしょ~?」

 

これらのセリフから、死ぬほど楽観的な子なんだな、どっかで頭打って自分を顧みる系のシナリオかな、と想定。

「あは~」「やは~」で脳溶け~、とか言ってました。

 

 

one, two, three

このあたりまでは普通に好きだと言えていた。

 

 

Bitter×coffee

このコミュあたりから、僕は彼女のことを手放しで好きだと言えなくなりました。

「なんやこいつ、嫌なことから逃げてるだけのわがまま娘やないか。かわいいけど。全然頭も打たへんし、この結末どこに着地するんや?かわいいけど」

てな感じで。

都合の悪そうな話になりかけたら自分からぶった切って立ち去るし。

今から思えば自分アホです。

 

この記事を書くために軽くコミュを読み返していますが、Pの「雛菜は(自主レッスン)やらないのかと思って」に対して返した

「あ~……そういう感じか~~~」

というセリフが刺さりまくってやばい。

ホンマにごめん雛菜。

 

 

(unknown)

これ。手づくりの定義。

「辛くて大変じゃないと、頑張った事にはならないの~?」

それ。ああもうだめ。泣く。

自分が雛菜のことを、な~んも理解していなかったことを、ここで突き付けられた。

 

この子はこの子で、自分と世界との関係性を割り切っている。自分に分かるのはあくまで自分の偏見フィルターを通した世界だけ。

だから「他の人のことなんて知らないよね」「雛菜は雛菜のことしか知らないよ」と平気で言う。

次コミュにも通じるけど、自分に分かるのは自分に見えているモノだけ、だから自分なりに全てを定義し直して「しあわせ~」な方を選ぶ。

雛菜は逃げてるんじゃなくて、自分の行動指針を決める柱を持っていた。

僕はそれに気づかず、ただ「わがままだなこいつ」などと言っていた。申し訳ない。悔しい。

 

 

take the cake!

全て知ってたプロデューサー。

さすが、騙されていた僕とは違う。

 

Pの「雛菜はどこかで、『ここまででいいや』って思ってるんじゃないか?」というセリフは、つまり雛菜が自分の言動について自ら限界を定めているってことでいいのかな?

ここも含めて何度もコミュを読み込む必要性をひしひしと感じている。

 

「雛菜の『楽しい』って『楽をする』ってことじゃないだろ?」

「そんなに雛菜のこと、知ってるのか~……プロデューサーは、雛菜じゃないのに」

この掛け合いを読んで、自らの罪深さに押しつぶされそうになった。

ごめん雛菜。僕はそれをわかってなかったんだよ。それなのにプロデュースしてんだよ。ごめん。本当に申し訳ない。

 

このあとに続く、雛菜怒涛のスーパー甘えタイム、今読み返すと、雛菜、Pに理解されてほんとにうれしかったんだなと感じて落涙が止まらない。

 

優勝コミュは割愛。

 

 

まとめ

これまでシャニマスアイドルでは、一週目のプロデュースで大まかな人物像を捉えられていた、と考えてきました。

だから他のコミュを読むときも、既に捉えた人物像を補強ないし洗練していくために読むという姿勢でやってきました。

 

一周プロデュースしただけで分かった気になるなど、今思えば馬鹿らしい。

分かるわけがないんです。だから我々はコミュを読むのです。


ただ、雛菜については一週目での自分の理解度がいくらなんでも低すぎたことをプロデュース中に突き付けられました。

こんな経験は初めてです。

こんな理解度ではいけない。市川雛菜に申し訳が立たない。

一度でも雛菜を疑った自分が許せない。

コミュを読んだうえで理解が足らずにそうなったことが許せない。

いくら僕がゆるゆるプロデューサーだとはいえ、これは流石に自分でもダメだと思う。

 

市川雛菜を、まずはきっちり現状可能な範囲で理解する。

そしてより深く解釈してゆく。

そのために、まずはpRのコミュを全選択肢分、再度考えながら読むこととします。

冬優子、霧子もそのうち。

 

それでは。