プリパラ130話が死ぬほどエモかった
どうも、JAPです。
本日2本目の記事。
これ書くつもりなかったんですが、さっき観たプリパラ130話のエモみが深すぎたので感じたことを雑多にメモしたくなりました。
内容の考察とか、そんなんは他のブログにたくさんあるので、ここにはツイッターみたいなことしか書きません。
プリパラ130話「女神の想い、ママの誓い」
まずOP無しでいきなり始まるところが既に不穏だ。
ジュリィの完全復活、そして消滅の未来。129話でジュルルが見た夢と甘えようは、ここに端を発する。ライブシーンをこの序盤で使い、後半はほぼシリアスシーンにする構成。
ジャニスがタクトを握ったとたん、即堕ちしてて笑う。
「女神がタクトを握ると、情報が流れ込む」と言われていたけど、そこにジュリィ消滅という未来の情報が入ってるのは、もはやシステム的に予約されたことだからか。
女神を超えた存在に成ったジュリィ。女神であり、実務者たるアイドルでもある。確かに実体験としてアイドルを知り、そのうえで女神として再臨したジュリィは、もはや以前のジュリィを超える存在へと変異しているだろう。
そしてジャニスの中に育まれたノンシュガーへの愛情。タクトを通じて全てを知ったからこそ、ジャニスはその愛おしさを素直に口に出せた。その愛情は、姉の存在を引き換えにしてようやく得られたものだ。
戸惑うらぁら、茜屋日海夏さんの演技が光る。
女神二柱が天空のステージに帰ったあと、「かしこまなんて言えない」と声を震わせる。らぁらがガチでかしこまれなかったことって、実はあんまりなかったのでは。メモしてないから分からんけど。
ウサギとクマのつぶやきが感傷的だ。「オムツ替えた」とか「一緒に遊んだ」とか、過去の事実を並べるのみで思考が停止してしまっている。マネージャーはアイドルよりもシステム側の存在であるため、比較的消滅を受け入れやすいのかもしれない。
で、130話のメインはジュリィ&ジャニスがファイナリストたちに声をかける一連のシーン。
ここからたった4~5分がはちゃめちゃにエモーショナル。
女神は全てを見ていた。赤ちゃん化していたときも。
それぞれのアイドルへの愛情あふれる声かけが尊い。
面白いところとしては、「ひびきちゃん」とドロシー。何気に「ひびきちゃん」って初めての呼称なのでは?そういや女の子だったなまほちゃん。
ドロシーはジュリィのコメントが立て板に水といった感じだけど、その中でしっかりドロシーの魅力がまとめられていた。ちゃんとイジりもあったしドロシーの扱いはこんな場面でもぶれない。
らぁらとジュリィが抱き合って号泣するのがエモいのは当然として、ふわりとシオンが胸にきた。
ふわりはトリコロールの根っこ。じゃあファルルが幹で、ひびきは葉や花?
「大変だったわね」「はい」のやり取り、シニフィエが過剰すぎてしんどい。ジュリィは神アイドル編が始まる前からふわりを見ていたのだ。ふわりがひびきと出会ってからファイナリストになるまで本当に艱難辛苦したこと、その承認、それがこのやり取りに凝縮されていてしんどくなった。ええ、ふわり大好きです。
しかし、一番胸に刺さったのはシオン。
ジュリィからパパと呼びかけられ、一瞬戸惑い、そしてうつむく。
その目尻には涙が光る。
らぁらはジュリィにもママと呼んでもらっていたけど、シオンがジュリィにパパと呼ばれるのは初めて。嬉しさはあるが、それで心が揺さぶられたが故に悲しみが表情に出てしまう。その瞬間、ジュリィは初志貫徹の意思をシオンにぶつける。ジュリィと手を組むシオンの目には涙はない。
シオンは父だから、涙は流さないし似合わない、そんなジュリィの粋な心遣いとも取れる。
この20秒ほどのシーンでボロボロ泣いた。
ここも非言語的コミュニケーションが濃密。
言外の意味って、発話内行為とかいうんだったか。
これは当然泣くね。
あじみ先生はなんだかんだすごい人だ。
下界での触れ合いによって磨きのかかったジュリィの母性、ノンシュガーとの絆から生まれたジャニスの母性、それらが完璧に結晶している。
残り10話、ラストスパートの入口にあって、神アイドル編を象徴するような絵画である。